ウコン


  

 一般的な解説
別 名
姜黄
基 源
ショウガ科の植物、ウコンの塊根
主成分
セスキテルペン、クルクミン、アルファ・クルクメン、クルクモール、ベータ・エレメン、ターメロン等
作 用
利胆作用、健胃作用、抗菌作用、利尿作用、抗酸化作用、抗腫瘍作用等
効 能
肝機能障害、胆嚢炎、胃炎、食欲不振、高脂血症(脂質異常症)等
解 説
中国では、古くから薬草として用いられ、沢山の記述が残っている。例えば、今から4000年前、中国で完成した有名な薬物書、『新修本草』の中には、「血積(子宮の痙攣)を主治し、気を下し、血を止め、悪血を破り、血淋、血尿、金瘡を治す」と記され、ウコンの健胃・利胆作用など現在医学で解明した効能が記録されている。また、漢方では生薬を、上薬、中薬、下薬の三つに分類しており、上薬は万能薬として用いられ、中薬、下薬は病気の治療で使われている。ウコンは、上薬とされていて、副作用のない安心な特効薬として古くから用いられてきた。日本には15世紀から16世紀頃中国から琉球(沖縄)に伝わったとされ、薬や染料の原料として、琉球王朝時代の重要な交易品となっていた。クルクミンには、利胆作用や利尿作用、抗菌抗炎症作用があるので、肝機能障害や胃炎の改善に役立つ。また、セスキテルペンは食欲を亢進させる。アルファ・クルクメンは血中の脂質を減少させる。クルクモールやベータ・エレメンには抗腫瘍作用がある。
 漢方的な解説
生薬名
鬱金
分 類
理血薬
性 味
味は甘 性は平
帰 経
肝、心
効 能
活血祛於、行気解鬱、宣竅涼血