ノコギリヤシ


  

 一般的な解説
別 名
ソーパルメット
基 源
ヤシ科シュロ属の植物、ノコギリヤシの種子
主成分
精油、ステロイドサポニン(β-シトステロール等)、アルカロイド、樹脂等
作 用
5α-リダクターゼ阻害作用、利尿作用、強壮作用、血流改善作用、抗菌作用、去痰作用等
効 能
前立腺肥大症(頻尿、多尿、排尿時間延長、尿利減少、排尿困難、尿意切迫、失禁、夜間多尿、遺尿等)、滋養強壮、インポテンツ、膀胱炎、尿道炎、生理痛、生理不順、気管支炎等の症状改善
解 説
ノコギリヤシはヤシ科シュロ属の植物。高さは3m前後で、北アメリカ南部のフロリダからテキサスに広く分布し、オリーブ大の濃い赤の果実をつける。
古くから北アメリカに住むインディアンや移住者たちがその果実をスタミナ源として役立てていたことから研究が進められ、19世紀後半から20世紀前半にかけてヨーロッパでは前立腺肥大の排尿障害、予防に使われていた。
ノコギリヤシの果実には前立腺を肥大させるテストステロン還元酵素である5α-リダクターゼを阻害し、さらにプラスタグランジンの活性をも抑制する作用がある。これらの作用は、肥大した前立腺を縮小させることが可能である。
 漢方的な解説
生薬名
分 類
清熱涼血薬
性 味
味は苦 性は寒
帰 経
心、肝、腎
効 能
清熱利湿、涼血行瘀、滋陰化痰