ネムノキの花


  

 一般的な解説
別 名
夜合花
基 源
マメ科の植物、ネムノキの花
主成分
アミノ酸類(主にGABA、グルタミン酸、トリプトファン)、タンニン、サポニン等
作 用
抗鬱作用、抗不安作用、入眠作用、抗痴呆作用、抗菌作用、創傷治癒促進作用等
効 能
鬱症、不眠症、精神不安症、化膿症、骨折等
解 説
ネムノキ属は世界の熱帯、亜熱帯、暖帯に約100種類あり、日本のネムノキは北限と言われている。平安時代には、すでに知られていて、心配事があって眠れない、胸が苦しい、食欲がないなどの改善に用いられてきた。花を合歓花と呼び、少量でも上記の薬効がみられると言う。有効成分のGABA、グルタミン酸は神経伝達物質で、精神を安定させたり、前向きな気持ちを持たせたりする。また、トリプトファンはセロトニンなどの神経伝達物質の原料にもなる。不眠の原因は様々であるが、原疾患が鬱の場合、早期覚醒などの重度の睡眠障害を起こす。このような不眠を改善するには、抗鬱作用を持つ生薬の配合が必須となる。その意味からも合歓花は注目される。
 漢方的な解説
生薬名
合歓花(ごうかんか)
分 類
安神薬
性 味
味は甘 性は平
帰 経
肝、心
効 能
養心安神、活血止痛