カミツレ


  

 一般的な解説
別 名
カモミール、カミルレ、加蜜列
基 源
キク科の植物
主成分
精油、セスキテルペン、カムアズレン、レルニアレン等
作 用
消炎作用、抗痙攣作用、鎮痛作用、鎮静作用、駆風作用、発汗作用、強壮作用等
効 能
風邪、神経痛、リューマチ、腰痛、腹痛、不眠症等
解 説
現在から4千年以上前のバビロニアで既に薬草として用いられていたと言われ、ヨーロッパではもっとも歴史のある民間薬とされる(ローマカミツレ)。日本へは19世紀初め頃にオランダから渡来し、その後栽培が始められた。健胃剤、発汗剤、消炎剤、婦人病薬等に用いられることが多かったが、現在は安眠薬と言われ、乾燥した花にお湯を注ぎ飲むと、リラックスしてよく眠れるといわれ、これはカモミール・ティーとして市販もされている。また、精油を抽出してアロマテラピーにも利用される。
腸管の蠕動を促進する作用もあるので、便秘や下痢、胃腸炎に良い。特に、思い悩むことによる消化不良、不安や焦燥感のある不眠、神経痛や生理痛、風邪による発熱、頭痛、咳、痰に効果がある。
尚、外用には優れた消炎作用があり、皮膚や粘膜の炎症に良い。ふきでもの、湿疹、やけど、痔、外傷等に塗布または洗浄し、口内炎や咽頭炎は煎じ液でうがいをすると良い。
 漢方的な解説
生薬名
母菊(ぼぎく)
分 類
辛涼解表薬
性 味
甘、微苦
帰 経
効 能
疎風清熱、清熱解毒、鎮定精神、行気止痛