イチジク


  

 一般的な解説
別 名
蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)等
基 源
クワ科の植物
主成分
プソラリン等のクマリン誘導体等
作 用
呼吸興奮作用、血圧効果作用、緩下作用、健胃整腸作用等
効 能
便秘、咽喉のあれ、腫れ物、潰瘍、神経痛、痔等
解 説
アラビア南部原産の落葉高木で、紀元前3000年~2000年頃には栽培されていたと見られる。日本へは江戸時代に長崎に渡来したと言われ、不老長寿の果物と呼ばれた。果実は主に生食されるが、乾燥品としても食される他、菓子類やスープの材料としても用いられる。
果実を天日で乾燥したものを無花果(むかか)と言い、生薬として利用される。煎じたものは咳止めや咽喉のあれに用いられる他、緩下剤としても用いられる。葉に含まれるクマリン誘導体には血圧効果作用が、乳液には抗ガン作用があるとの報告もある。腫れ物や小さな潰瘍には煎じた液を外用するが、これは西欧でも同様の使い方をされている。民間薬としては痔やいぼに、また駆虫薬としても内服された。
 漢方的な解説
生薬名
無花果(むかか)
分 類
性 味
味は甘・酸、性は平
帰 経
肺・大腸・脾
効 能
清熱潤腸、祛痰理気