春黄金花の実
一般的な解説
別 名
山茱萸(さんしゅゆ)、秋珊瑚(あきさんご)
基 源
ミズキ科の植物、春黄金花の果実
主成分
イリドイド類のロガニン、スエロサイド、モロニサイド、トリテルペン類のウルソール酸、オレアノール酸、タンニン類のトラパイン、テリマグランジン等
作 用
降圧利尿作用、抗菌抗真菌作用、抗ヒスタミン作用、副交感神経興奮作用等
効 能
精力減退、夢精、冷え症、不眠症、頻尿、寝汗、糖尿病、慢性腎炎、耳鳴り、足腰の脱力感等
解 説
山茱萸は中国や朝鮮半島が原産で、日本には江戸時代に種が入り、全国で栽培されるようになった。薬用に供されるのは、赤い果肉で、食べると酸っぱくて渋いが甘味もある。この酸っぱさや渋みの中に薬効があると言われる。酸味は、足腰の痛みや性機能低下や目まいや耳鳴りなどに効き、渋みは収斂作用をあらわし、夜尿や頻尿などを改善すると言われている。漢方の老化防止薬である六味地黄丸にも配合され、大きな役割を担っている。
漢方的な解説
生薬名
山茱萸
分 類
収渋薬
性 味
味は酸、渋 性は微温
帰 経
肝、腎
効 能
補益肝腎、収斂固脱、固精縮尿