アカマツ
一般的な解説
別 名
メマツ(雌松)
基 源
マツ科の植物
主成分
ビタミンC、フラボノイド等
作 用
血行促進作用、血管強化作用、育毛作用等
効 能
冷え性、食欲不振、不眠症、糖尿病、リューマチ、かいせん、神経痛、喘息、咳止め、高血圧予防等
解 説
日本産の松の中では、もっとも広範囲に分布する常緑樹である。樹皮が赤いことから「赤松」と呼ばれるようになった。葉や新枝、松脂から得られる精油(テレビン油)と、ショウシ(松脂)が薬用に利用される。これらは共に日本薬局方に記載されており、医薬品の他に工業原料等にも用いられている。また、かつて日本ではアカマツの落ち葉を燃料として利用していた時代もあったが、現代においてその需要はほとんどない。
アカマツの葉については、体調を整え長寿を得るとの他、毛髪を増やすという記載が、中国の古書「本草綱目」や「神農本草経」にある。また、松枝にも同様の効果があるとされる。葉はビタミンCやフラボノイドを含んでおり、血管を強化する作用があるので高血圧予防に良いと言われる。他にも流感等に効果があるとして、松脂は咳止めや喘息発作の予防に有効とされている。
漢方的な解説
生薬名
葉は松葉(しょうよう)、新枝は松節(しょうせつ)、松脂を松脂(しょうし)または松香(しょうこう)
分 類
外用薬
性 味
味は苦・甘、性は温
帰 経
心・肝・脾・肺
効 能
祛湿殺虫・生肌排膿、止血定痛